山本少年の事件簿（のりもの倶楽部編）
＜戻る＞ ＜もっと（トップ）戻る＞東京の飯田橋（現在は市ヶ谷に移転）に「のりもの倶楽部」というお店があります。
店の名前通り、のりものに関する物ならなんでもあるというお店です。
ロケット・飛行機好きの私としては、資料探しにと訪れてみました。
広いフロアーの店内は、面積の半分ほどが書籍のコーナー、残り半分がいろいろなグッツ関係のコーナーとなっています。
店内をいろいろ見て回っているうちにあることに気がつきました。
だいたいこういう「趣味の店」は男性しかこないんですよね。
最近そうでもないのかもしれませんが。
ところが、「のりもの倶楽部」には女性がかなり来ていました。
気がついたとき、珍しいな、と思っていましたがどうも雰囲気が違います。
みなさん真剣に書籍のコーナーで本を選んでいます。
しばらく見ていましたがカップル連れではなく、みなさん一人で来ているようです。
つまり、自分の意志でこの店に来たと言うことです。
どう見ても、「マニア」や「フリーク」には見えません。
なぜかと思って書籍のコーナーに行ったらすぐにその理由はわかりました。
まず、その書籍のコーナーが航空関係でした。
私もさきほどまであれこれ見ていました。
改めて、そこにおかれている書籍や雑誌を見てみました。
ある単語が目に留まりました。
「スチュワーデス」
いまはフライトアテンダントとかいうそうですが、このコーナーで真剣に書籍や雑誌を見ていたのは、スチュワーデスを目指している女性たちだったんですね。
確かに、普通の書店では、この手の本は手に入らない。
てっきりこの手のお店は男性しかいないものだと固定概念があったので、分からなかったようです。
久々によい体験をしました。
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