シュレディンガーのたこ
<戻る> <もっと(トップ)戻る>量子力学に有名な「シュレディンガーの猫」という話がある。
これは「箱に閉じこめた猫の生死は、その猫の生存を確認しようとした人が握っている」という不思議な話が量子力学の「不確定」という定義のパラドックスを的確に表現している。
観測すると対象物に影響をあたえて、対象物の状態が変わってしまって本来の観測が出来ない。観測しなければ、対象物に影響をあたえないから、本来の対象物の状態が保たれる。しかし、対象物は観測するものには分からない。
さて、海にいる「たこ」の手は一体どれだ、という問題がある。
これの答えは、実に莫迦莫迦しいが以下の方法で分かる、そうだ。
たこを捕まえてくる。そして、頭をぽかりと殴る。
「痛いな、なにするんだ」とか言いながら、たこが“手”で殴られた頭を押さえる。
たこの足のうち、何本が“手”なのか分からないがこれで分かるそうだ。
転じて、「シュレディンガーのたこ」とは……。
「仮定がどんなに莫迦莫迦しくても、実験することによって答えが出る。
ただし、仮定自体が正しければ!」
ちなみに、現在「シュレディンガーのいか」が成立するか考察中である。
……数年前に思いついた莫迦莫迦しい話でした。
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