○○封印委員会　鹿屋航空基地史料館見学＜史料館（２階）編＞

鹿屋航空基地史料館見学

敷地の中央に位置する「史料館」。
１階部分は、海上自衛隊の活躍を紹介。
２階部分は、海軍航空隊の誕生と発展を紹介。また海軍の神風特別攻撃隊に関する展示となっています。
見学は２階からとなっています。

中に入ると他の博物館と違って雰囲気が少し違います。
ここが第２次世界大戦中に特別攻撃隊の出撃基地であり、史料館の２階には特攻攻撃で亡くなった方たちの遺影が飾られてあるからでしょう。
ちょっといつもと違った気分で見学することになりました。

明治維新以後に設立された海軍の歴史をその滅亡まで展示がされていました。
単純に肯定的な展示ばかりでなく、戦争へ突き進んでしまった反省も込めた展示も見受けられました。

特別攻撃基地だったので、そちらの展示もかなりのスペースを割いて展示が行われていました。
胸の詰まる展示ばかりでした。
現在の高校生に満たない少年たちがここから飛び立ってほとんどが帰ってくることがなかったそうです。

２階は撮影禁止となっていました。
唯一撮影が可能なのがこの「零戦」です。

	２階展示の最後にありました。
	「平成４年、２機の零戦が鹿児島県の錦江湾と吹上浜の海底から引き揚げられともに補う形で１機の零戦となりました。」と説明がありました。
	機体側面に階段があり操縦席がのぞき込めるようになっていました。
	内部もきれいに復元されていました。
	零戦用エンジン「栄発動機二一型」も展示されていました。

２階には、随所に外を眺められる展望スペースがありました。

神妙な面持ちになって１階へ向かいました。