ひので(SOLAR-B)／Ｍ−Ｖ−７打ち上げ見学
＜はじめに＞ ＜情報収集編＞ ＜手配編＞ ＜準備編＞
＜打ち上げ前日編＞ ＜宮原一般見学席編＞ ＜打ち上げ当日編＞
＜Ｍ台地見学編＞ ＜番外編＞ ＜最後に＞
＜情報収集編＞
ロケット見学は初めてとはいえ、書籍やインターネットなどで知恵だけはついていました。
しかし、実際に行くとなるといろいろ調べる必要があります。
そこで情報収集をしました。
書籍について
まずは、書籍でいろいろ調べます。
ロケット見学にはうってつけの本がありますからこれは外せません。
- 『宇宙へのパスポート２ M−Ｖ＆Ｈ−２Ａロケット取材日記』（笹本 祐一著 朝日ソノラマ）
- まずはこの一冊ですね。
ＳＦ作家の笹本さんが、世界各地へ出かけてロケット打ち上げを取材しています。
この２巻目は、ほとんどがＭ−Ｖロケットの取材です。
ロケットの打ち上げ内容はもとより、打ち上げ基地のある内之浦についても詳細に書かれています。
まさにうってつけの本です。発売直後に買っていましたが、今回用にもう１冊購入しました。
- 『宇宙にいちばん近い町─内之浦のロケット発射場』（的川 泰宣著 春苑堂書店 かごしま文庫）
- もう一冊は、ご当地本とも言えるものです。
宇宙研の的川先生が内之浦の歴史をひもときながらロケット基地との関わりを紹介した本です。
直接的にはあまり参考にならないかもしれませんけど、「予習」ということで久々に読み返しました。
インターネット
本の情報だとどうしても昔の情報になってしまいますので現在どうなっているかというのが分かりません。
しかし、良い時代になりました。
インターネットでちょっと検索すると出てくる出てくる内之浦のロケット見学レポート。
あちらこちらを覗いて参考にさせていただきました。
- SOLAR-B/M-V-7 カウントダウンページ
- まずはご本家ページです。今回は最後のＭ−Ｖロケット打ち上げとあって気合いの入り方が違いました。
- 宇宙作家クラブ ニュース掲示板
- 打ち上げ時の情報と来ればここは外せません。
なにせ世界一情報が早い！ - Ｍ−Ｖロケット ７号機 取材メモ
- やはり現地で取材されている牧野さんのページです。
こちらにある＜打ち上げ見学のためのＬＩＮＫ集＞はとても参考になりました。 - ロケットを見に行こう内之浦2003
- 一般見学席の詳細なレポートがあり大変参考になりました。
- 内之浦・ロケット観光ガイド - M-Vの打ち上げを見に行こう!
- こちらもかなり総合的に打ち上げ見学をまとめています。
- 内之浦ロケット打ち上げ SOLAR-B/M-V-7
- ここのページは内之浦でのロケット見学についての情報が完璧と言って良いくらい情報がまとまっています。
現地に行っても大変重宝しました。 - ロケット打ち上げを見に行こう／マカロニアンモナイト
- 松浦さんの記事です。前編が内之浦、後編が種子島。
「趣味・写真・小さな冒険をコンセプトに個性的なライター陣が好評のWebマガジン」と紹介されているように、ロケット打ち上げを写真に撮る場合のノウハウ満載です。
もちろん、現地にどう行くかどうスケジューリングするなど見学情報も満載でした。
打ち上げ前にこれを読んで絶対行くと決めたような気がします。
そのほかにも＜mixi＞にある＜ロケット打ち上げ大好き！＞コミュニティからの現地情報は大変助かりました。
色々調べた結果、直前まで行けるかどうか分からない不安もあるので以下のような作戦を立てました。
- 飛行機で鹿児島入りしてレンタカーで移動。
直前にいろいろ予約をするとなると“これ”しかないみたいです。
宿が取れなくても車のなかで寝るということも出来ますし。 - 宿泊地を鹿屋にしておく。
直前での内之浦宿泊は予約が無理みたいなので。 - 前日早めに鹿屋に着いて、内之浦や一般見学席を偵察。
なにせ始めていくところですし、打ち上げを見に行くときは夜中になるはずなのでぶっつけ本番では走りたくないので。 - とにかく初めてなので、この目でしっかり見る。
ビデオカメラや一眼レフのデジカメも頭をよぎりましたが金銭的な問題もあるので見送り。
朝方の打ち上げなので初めての撮影で失敗するくらいならこの目に焼き付けた方が良いみたいです。 - 日曜日まで粘ってだめだったら撤退。
本当は月曜日あたりまで粘りたいのですが、そうもいかないので本当にだめだったら、「鹿屋航空基地史料館」を見学して「ただでは転ばない」ようにしました。そうやって自分を慰める予定でした（笑）
ここはここで見たいというのもありました。
９月の初め頃に会社の上司に相談したところ「仕事に差し支えがなければ良い」と許可をいただきました。
あとは野となれ山となれ、と打ち上げスケジュールをにらみつつ、いろいろ準備や手配を行いました。
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